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コスプレについての一考察

 同人のジャンルの一つにコスプレ(コスチュームプレイヤー、略してレイヤー)があります。漫画やアニメのキャラクターになりきって衣装を揃え、コミケ等のイベントにて披露するという訳です。
 コスプレの発祥はアメリカです。映画「スタートレック」や「スターウォーズ」の上映待ちの観客がコスプレをしている光景がテレビのニュースで取り上げられ、日本でも流行りだしたようです。オタクの中でも人口としては少なめですが、熱心なレイヤーが全国に数万人いると推測できます。
 衣装は自作する人が始まりですが(売っていませんでしたし)、ショップ(コスパ等)商品がレベルの高い品質を保ったため人気を集めブランドが確立している。このコスパの成功以後、こうしたコスプレ衣装製作業社が増えたことで更に市場は拡大しています。
 着て披露するだけじゃなく、サークル参加してCD等で画像集や写真集の販売をしています。中にはプロダクションに所属し、テレビ等に出演したり、東京ゲームショーなどに出演する場合もあります。また個人撮影会なども催す人気のレイヤーさんもいます。  特に名古屋地区はレイヤーの活動が盛んで毎週のようにコスプレイベントが開催されているようです。
 コスプレ専門の雑誌も発行されるまでになり「COSMODE」(インフォレスト)、「電撃Layers」(メディアワークス)、「CosCure」(双葉社)などがあります。
 また「秋桜人(コスモスト) 」というコスプレイヤーのためのコスプレSNSコミュニティサイトなども設立されています。
 また漫画専門古書店「まんだらけ」ではコスプレ店員(コスプレをすると時給が上がる)がいてお客さんの投票によるコンテストが開催されています。
 コスプレの趣味が高じて仕事にする人もいます。その一つがメイドのコスプレをして接客する喫茶店「メイド喫茶」でしょう。2001年に誕生した秋葉原の「キュアメイドカフェ」がメイド喫茶の発祥と言われています。
 メイド喫茶ではお客を男性は「ご主人様」、女性は「お嬢様」としてメイドが給仕してくれます。男性客ばかりではなく、女性のお客さんも少なくありません。
「お帰りなさいませ、ご主人様(お嬢様)」が入店したときのお決まりの台詞になっていますが、通常の飲食店のように「いらっしゃいませ」と言うお店もあります。
 お店には大抵テーマがあり「癒し」、「萌え」、「ツンデレ」、「妹」をテーマにした店舗など多種に渡っています。利用者の大半は何軒も利用するより、お気に入りのお店を1軒見つけて常連さんになるケースが多いようです。  メイド喫茶の料金は高いと思われがちですが、コーヒー一杯400~500円なので一般的な喫茶店と変わりません。またどのお店もケーキには力を入れています。
 ランチ及びディナーメニューもあり、千円前後の手軽な料金で食事ができます。意外と言っては失礼かもしれませんが、食事がおいしいところが多いように感じます。またビールやカクテルのアルコールなども提供しています。  秋葉原にはメイド喫茶が40軒ほどあり、平日はさほど混んでいませんが、週末はどのお店も並んでいるので60~90分の時間制になっています。
 お店によっては店員とのコミュニケーション(会話。ただし、会話できないお店もある)も魅力のひとつとなっています。会話以外では有料のチェキによるポラロイド撮影サービスがあります(1枚300円程度)。ただしデジカメや携帯カメラ等でのメイドさんの撮影は原則禁止なので気を付けましょう。
 メイド喫茶ではメイド服以外にも巫女、シスター、ゴスロリなど様々なコスチュームで世界観を持つ店舗が登場している。またアニメやゲーム等のタイアップ企画としてゲームキャラクターの衣装をまとったイベントが時々開催されている。イベント期間中は限定メニューや限定商品、また店内の模様替えがあり人気があります。
 またメイド喫茶以外にもコスプレ居酒屋、メイドバーや、メイドマッサージ店の形態を取る店舗が増えています。  男性店員が執事のコスプレをして接客する飲食店を執事喫茶と呼ばれています。池袋の乙女ロードにある執事喫茶は大人気で予約が数ヶ月待ちだとか(真実はわかりません)。
 コスプレ系飲食店が登場した当初は秋葉原に出店が集中していましたが、次第に首都圏の各主要駅付近や全国の都市へも拡大していて名古屋、大阪、神戸、札幌などかなりのお店が出店されています。
 メイドさんは基本的にアルバイトなので、誰でもなれる! と思われがちですが倍率が高く案外難しいようです。メイドさんによるユニットを組んでのクラビアや歌手デビュー、DVD発売といったメジャー思考がある店舗もあるからでしょうか。「@home cafe」はショップオリジナルの商品や店員のメイドさん個人グッズのアイテムが充実していて、まるで原宿のアイドルショップのような店舗になっています。
 日本メイド協会(http://www.n-m-a.jp/)では、メイドを職業選択の一つとして選ぶ女性を対象とした検定試験があります。検定試験料は、セミナー2000円、3級検定試験2000円の合計4000円です。メイドさんになるのも選考が厳しいお店が多いので、メイドさんになりたい方には心強い資格なのでしょうか。